ヨガで内面から輝くライフスタイル誌 ヨガジャーナル日本版公式サイト

TOP > TOPICS > ライフスタイル > 内山理名さんがRYT500取得に挑戦!! vol.2 ヨガティーチャーに必要な安全管理とは?

ライフスタイル

FEATURE ARTICLES

ライフスタイル
内山理名さんがRYT500取得に挑戦!! vol.2 ヨガティーチャーに必要な安全管理とは?

更新日:2018年01月20日

指導者にとって、ヨガを安全に正しく教えるための知識は不可欠です。豊富な指導歴に加え、ご自身もヨガで体を痛めた経験を持つ鈴木まゆみ先生に、安全管理の心得を伺いました。

内山理名女優。ドラマ、映画、舞台などに出演し、主演も多数。ヨガ歴は10年以上。2016年にRYT200を取得。映画『single mom優しい家族。』公開予定。

〈内山さん〉トップス¥8,100(税込み) /Juana de Arco(ホリスティックガーデン mail: support@holistic-garden.jp)、ボレロシャツ¥8,300、ボトムス¥8,300 /ともにemmi yoga(エミニュウマン新宿店 TEL.03-6380-1018)

鈴木まゆみ先生

UTLのRYT200ティーチャートレーニングプログラム担当講師。ニューヨークOM yogaヴィンヤサ、リストラティブ サーティファイドティーチャー。参加者の気持ちに寄り添う指導に定評がある。

先生は与えすぎず
生徒が感じる指導を目指す

内山 けがをしないクラスづくりのために、指導者が事前にやっておくことはありますか。

鈴木 クラスの前に生徒さんの不調や痛みの有無を聞き、体の状態を把握しておく必要がありますね。初めて参加する人は言い出しにくい場合があるので、私は直接声をかけてヒアリングするようにしています。

内山 では、レッスン中はどんなことに注意すればいいですか。アジャストは正しく行えば効果的ですが、一歩間違うとけがにつながるので心配です。

鈴木 大切なのは「やってあげよう」としないことです。ポーズの安全性が確認できたら手を差し伸べなくて大丈夫。アジャストするとき、完成形にはめようとするあまり、やりすぎてしまいけがにつながることも。ポーズを深めて「あげる」のではなく、深まる過程を指導し、よりよい方向へ導くのが真のティーチングです。やってあげたいという先生のエゴを満たすアジャストがけがを引き起こし、その後の生徒さんの人生を左右しかねないことを自覚しましょう。

内山 UTLの講義で聞いた、「主役はマット上の生徒さんであり、先生はバックアップする存在」という言葉が印象に残っています。やってあげることに優越感を覚えていないか、自分を客観視できる目を持ち続けたいです。生徒側の視点に立つと、アジャストで多少痛くても先生がやってくれることは正しいと思って我慢しがち。先生に対する依存心も危険ですね。

鈴木 先生自身が、ヨガとは何かを理解することが大事ですね。ヨガの本質、つまり自身の内側を感じるレッスンを提供できると、生徒さんの依存心はなくなります。反対に先生がすべてやってくれるという意識になると、ヨガの本質は伝わらないので注意が必要です。

内山 私は感じることが好きでヨガをしているので、レッスン中はしゃべりすぎず生徒さんの感じる時間を大切にします。でも、きちんと伝えたいこともあって、「無理をしないで」という言葉が生徒さんの心になかなか届かないのが悩み。言っているそばから体が力んでいるのがわかるんです(笑)。

鈴木 「呼吸はどうなっていますか」「どこに力が入っていますか」などと質問を投げ、生徒さんに感じる作業をしてもらうと、力んでいる自分に気づけるかも。あとは、ポーズ中に隣の人と比べて頑張ってしまう人には、今の状態を感じて受け入れ、自分を知ることがレベルの高い練習だと教えてあげて。前屈など、欲が出て無理をしやすいポーズの時は特に注意です。

内山 ポーズの達成感だけでなく、心の充足感を味わえるクラスをつくっていきたいですね。

鈴木 もしけがをしてしまったら、勇気をもって先生に申告を。直接言いづらければスタジオにメールで伝えてもいいと思います。また、先生のアジャストがつらいときには、「痛いです」と声を挙げて。反対に先生は、日頃から生徒さんが言い出しやすいオープンな雰囲気づくりを心がけましょう。また、終わってから足を引きずっていないかなどクラス終了後も生徒さんをしっかり観察してください。

内山 実際にけがを経験した鈴木先生のアドバイスは心に響きます。ヨガを伝える目的を再確認して、感じることを大切に安全なクラスをつくっていきたいと思います!

昨年11月に開催した、安全なヨガ指導を学ぶワークショップの様子。解剖学の見地からけがをさせない指導法や心得を伝授。

使用したテキスト。鈴木先生のほか、中村尚人先生、友永乾史先生も執筆に携わっています。

今回の学び

「ヨガ安全指導員」制度がスタート
安全講習会と「ヨガの保険」をセットで提供


安全な指導法のほか、応急手当や救命措置の方法などを学習。講習会後、インストラクター向けの保険に加入できます。日程:1月29日(月)10:30~13:30、会場:UTL(または近辺)、料金:¥25,000(税込み)  https://yoga-anzen.com/

Rina's yoga life

【左】今月号の表紙撮影にて。パリヴルッタパールシュヴァコーナーサナを行う前に、「前足を踏み込みながら太腿の外側の筋肉を内側へ」とHANAE先生から指導していただき勉強になりました。

【中】こちらも今月号の撮影時の1コマ。ヨガポーズの撮影は、普段よりキープ時間が長いので入念にストレッチ。この日は上半身から深くねじるポーズが多く、肩関節をしっかりほぐしました。

【右】テレビ番組の収録のため、沖縄に行ってきました! 到着早々、裸足になって青い海に抱かれながら軽く瞑想……。太陽と海のエネルギーを体に取り込んで、たっぷり充電することができました。

柏原多嘉子さん
Takako Kashiwabara

2016年12月修了(36期生)。
都内各所でヨガを指導しながら、フリーライター、
ハーバルセラピストとしても活動。

自分で考えて身に付けた知識が指導者になった今、大切な財産

UTLは先生が答えを出しすぎず、生徒自身が考えて学ぶ指導法が魅力。卒業後は教えることで二度学び、知識が本当の意味で自分のものに。私はヨガ中にけがをしたことがあり、11月の講習会にも参加。実感したけがの怖さと、授業で学んだ安全管理の大切さを指導に生かしたいです。

(左)復幸支援団体「笑楽美」のチャリティーヨガ。(右)オフィス街でランチヨガを指導。

久保田尚美さん
Naomi Kubota

2017年6月修了(39期生)。
グラフィックデザイナーをしながら
チャリティークラス担当。
マイソールクラスを受講中。

新島で心身ともに大きく成長
心に響くヨガを届けたい

新島集中コースは、人は短期間でも成長できると気づけた人生でいちばん充実した9日間でした。当初はヨガを深めたくて参加しましたが、卒業演習の発表に向けて練習を積み、学びをシェアすることも勉強になると思い指導者を目指すように。人の心の助けになるヨガを提供したいです。

(左)新島合宿最終日の卒業演習の様子。(右)TT39期のかけがえのない仲間たち。

photos by Shoko Matsuhashi hair&make-up by Marie Sakano(Allure) text by Ai Kitabayashi

●問い合わせ先/アンダーザライト ヨガスクール www.underthelight.jp

関連記事

更新日:2018年01月20日

注目のトピックス
ヨギSofiが着る春の日差しに似合うヨガウェア
呼吸を深めたり、心地よく体を動かしたり、自分のために過ごす時間。じつはヨガウェアで充実感も変わってきます。こだわりの素材とデザインが人気のブランドから新作をピックアップ!
emmi yogaから届いた春ニュース 大人モードで魅せるリラクシングなヨガコーデ
モード・スポーティー・ヘルシーの絶妙なバランスで、ファッショナブルなヨガスタイルを提案しているemmi yogaから新作が登場。
内山理名さんがRYT500取得に挑戦!! vol.3
念願かなって参加したクランティ先生のマイソールクラスで、内山理名さんが感じたこととは。初参加の様子をレポートします!
人気ヨガインストラクターも注目! 卵白プロテイン「ルミラン」×ヨガでしなやかボディを目指す!
ヨガに親しむ女性の中には、運動後のたんぱく質摂取を習慣にしている人も多くいます。 そんなヨギたちにおすすめしたいのが、キユーピーの卵白由来のプロテイン飲料「ルミラン」
島袋聖南さんのYOGA TEACHER TRAINING DIARY vol.10
今回は佐藤ゴウ先生が日蓮宗・平等山法田寺でヨガ哲学を説く「YOGA寺子屋」のワークショップに参加し、指導や日々の心構えを学びました。
ヨガ女ブログ新着記事

Maoのヨガ&アーユルヴェーダ ブログ …

HOPE 希望という名のプロジ…

2017年06月08日 12:37

Maoのヨガ&アーユルヴェーダ ブログ …

インドの学校のHPできました!…

2017年06月06日 19:07

Maoのヨガ&アーユルヴェーダ ブログ …

Jet Airwaysと旅する…

2017年05月07日 17:09

おすすめユーザー